お子さんのいる家庭では、子どもの就寝時間は何時くらいでしょうか?
我が家はこの夏休みから、何もない日は夜7時に就寝、とルールを決めました。
4歳児と1歳児のいる家庭です。
我が家は夫の帰りが毎晩遅いので、夜は母親である私と子どもたちの3人。
ママだけの日は夜7時に寝かせることにしました。
夫が休みの日は出かけたりすることもあるし、4歳の子が早く寝たがらないので、パパがいる日は夜8時に寝るのでいい、ということにしています。
このルール除外の日があるのが特別感があっていいようです。
夜7時という、早すぎる時間に寝るのをようやく守ってくれるようになったのは除外日があったからかも。
実はこの形に落ち着くまでには変遷がありました。
1人目の子どもを出産直後のこと。
新生児はしょっちゅう目を覚まします。
継続して睡眠がとれないという状況の中、私自身が産じょく熱で本当に苦しい時期がありました。
ただの風邪だから数日で治るだろうとタカを括っていましたが、一向に熱が下がらないので、毎日本当に苦しく、死を覚悟したのも事実です。
幸い病院の診察で産じょく熱だとわかり、適切な治療を受けることができました。
そんな育児がキツかった時期になんとか長く子どもに寝てもらいたい、と最初に買ったのが「フランスの子どもは夜泣きをしない」でした。
しかしフランス式のやり方には勇気がいり、イマイチ明確さに欠けました。
そこで今度はネントレとして有名なジーナ式スケジュールを取り入れた方のブログを参考に、数日ジーナ式を実践してみることにしました。
良さそうなのでとりあえずジーナ本を購入しようとクリックしかけ、オススメで出てきた「赤ちゃんもママもぐっすり眠れる魔法の時間割」という本に乗り換えました。
著者の清水瑠衣子さんは南アフリカで出産、育児をされたというユニークなご経験をお持ちの方。
この本はジーナ式よりスケジュールが単純で、ポイントを繰り返しているのがわかりやすいです。
この通りに実践して1週間あまり、生後2か月を迎えた子どもが9時間連続で眠りました。
しかしだからと言って期待しすぎるなかれ!
育児には個人差があります。
その後は9か月になっても、子どもが夜通し眠ることはなかったのです。
離乳食の進め方についても書いてあります。
ただし南アフリカ式の離乳食です。
南アフリカ式離乳食は単純でラクそうでしたが、私はここでつまづきました。
開始時期、2回食、3回食に進むタイミングや食事内容も1人目を育てていた2015年当時の母子手帳のガイドラインとだいぶ違ったので、取り入れるのに正直戸惑いもありました。
だからこの本の通りともいかず、かといってそのせいで夜通し眠らなかったかどうかはわかりません。
それでも生活リズムを整えるという意味では、とても役に立った本です。
子どもは夕方6時半にはすんなり寝ていたし。
ところが1歳を迎えた子どもは、保育園に通うことになりました。
そこからがまた苦しい育児のスタートとなります。
保育園で子どもがお昼寝をしない、ということで夜寝る時間が早すぎるのではないか、と保育士に言われました。
たぶん子どもが寝ない原因は、保育園という家とは異なる環境に置かれたことにあったと思っていますが。
それまでいくつかの寝かしつけ本を読んでいて、早く寝かせるのが絶対的に良いことで、早く寝かせることに命を懸けていたくらいの私でしたが、この頃から少し寝かせるのを遅くすることになっていきました。
夜7時半→夜8時→夜8時半→夜9時半
保育園でお昼寝をたくさんさせられるようになってからは、夜8時半になってもなかなか寝てくれなくなったのです。
最終的には9時半、ひどい時には11時前まで寝てくれない、ということがありました。
それを保育園の日誌に書くと、今度はなんでそんな遅くまで起こしてるの?と言われる始末。
いやいや、お昼寝の時間をもっと短くしてくれたらそんな時間まで起きてないでしょ
お昼寝ってなんだかんだ言って保育士の休憩時間だよね
それとか日誌を書く事務仕事の時間確保のためでしょ
とは言えませんでしたが。
この保育園は3歳児までのクラスしかなかったため、子どもは年少から預かり保育のある幼稚園に通うことになりました。
するとお昼寝がなくなったので、疲れてしまい、夜8時にはダウンするようになりました。
なんて平和!!
それでも起床の時間から逆算すると、やや睡眠が足りない気がしていましたが。
ある本を読んだことをきっかけに、睡眠時間を確保することの大切さを実感しなおしました。
3歳から5歳では11時間から12時間の夜間睡眠が必要で、これが脳育ての基本になる、というようなことが書いてあったのです。
なので現在は夜7時にベッドに行くことを目標にしています。
子どもが早く寝てくれると、親も自分のことをする時間が少しは確保できるので、悪いことは何もないと思います。
実のところ、疲れて結局一緒にダウンしてしまうことがほとんどですが……